今回ご紹介するのは30cmぐらいの縦長のヘコミ・・・ドアパンチ(他の車のドアがあたること)によってできたと思われるヘコミと凸状態の修理事例です。

車は、トヨタ ヴィッツ(NSP130)です。

ヴィッツは、トヨタのコンパクトカーですね。ヴィッツの人気は根強いものがあり、私の周りにもヴィッツオーナーは多いです。このNSP130は2010年5月に登場した形式のモデルですが2014年4月にマイナーチェンジして顔つきが少し変わりました。

今回は、このヴィッツの左側(助手席側)のリアドアにできた縦筋のヘコミ(英語ではcrease=折れ目、しわと呼びます)をデントリペアのプッシュ技術を使って修理します。

ヘコミの状態をよく確認したのち、ドアの内張(内装側)を取り外して突起になっている原因を確認します。
ビーム(ドアパネルの裏にある鉄の骨です)の端のほうの形状(突起の真裏)が角のある形になっており、ドアに衝撃が伝わった際に、その角がドアパネルの裏側にあたって凸状態になってしまったようです。鋭い形の飛び出しになっている理由が確認できました。まずは、この飛び出した部分とその周辺から修復していきます。

VITZ dented door with sharp high spot
トヨタ ヴィッツのドアにできた縦筋のヘコミ

飛び出した部分は、ポンチングとプッシュ技術の組み合わせで元の形になおしましたが、こちらの修復に一番時間がかかりました。また、縦筋の方は上下2本のビームが邪魔だったため、デントリペアの専用工具も数種類使わないと修理できませんでした。時間はかかりましたが、なんとか修理を終えました。上の写真では縦筋のヘコミの中央に傷がありますが、磨けばほとんど見えなくなりました

VITZ repaired door
トヨタヴィッツのドアの縦筋のヘコミ修理後

「ヘコミがわからなくなった」とお客様にお喜びいただくことができました。

デントリペアは、板金塗装で修復する場合に比べ価格でもメリットがありますが、デントリペアは塗料もパテも塗らないので経年劣化の心配がありません。時間がかかる作業の場合には、作業終了までの間、代車を無料でお貸出ししております。


奈良、京都、大阪でお車のヘコミでお困りの場合は、是非「デントリペア・ヨコイ」にご相談ください。

社名:デントリペア・ヨコイ
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