今回ご紹介するのはレクサスNXのリアクォーターパネルにできた大きなヘコミの修理です。

ヘコミ修理の概要

ヘコミの場所は、左のリアクォーターパネル。タイヤハウスの上にあるパネルですが、その後方寄りです。大きなヘコミが出来ています。以前にも当店をご利用いただいたお客様で、軽く擦った傷しかないので、ペイントレス・デントリペアでなおせるかも・・・と思われてのご来店です。
ヘコミの原因は・・・不明です。

レクサスNX

ヘコミ修理前の状態

ヘコミの写真です。作業のために、テールランプを取り外しました。
大きさは、直径20cmを超えています。しかも深いヘコミです。

ヘコミ修理前

動画でも修理前の状態をご確認いただけます

ヘコミの修理方法

こちらの修理は、2つの方法と絶対に必要な「ポンチング」を組み合わせて修理します。

「プーリング」・・・あら出し(大雑把にヘコミをなおすこと)を行います
「プッシュ」・・・・裏側から押すツールを使って、ヘコミを緻密に直します
・「ポンチング、ハンマリング」・・・飛び出している場所、他より高い場所を叩いて低くします

プーリングによる、あら出しは、コールドグルーと呼ばれる比較的リスクが少ないグルー(接着剤)とスライディングハンマーを使用しました。

プッシュによる修理は、テールランプを外したところにある、グロメットの穴を利用しましたが、すでにある穴を使ってなおせない場合は、新たに穴を開けます。裏から叩くのではなく、ツールの先端で何回も(今回は1000回ぐらい?それ以上?)押してなおします。

ヘコミ修理後

次の写真は、修理後のものです。ヘコミがなおっていることがおわかりいただけると思います。

ヘコミ修理後

写真では、確認しにくい部分もありますので、動画もご確認ください。
まずはデントリペア専用ライトで照明した状態の動画です。

周りの景色(室内ですが)を映しこんだ動画です。

なおっていることを確認してから、組み立てました。

最後に、お客様にヘコミがなおっていることを確認していただき、作業完了となります。
今回のお客様は、2回目のご来店ですが、「こんな大きなものでも、なおるんやね」と大変喜んでいただくことができました。

今回の修理について(まとめ)

今回は、「コールドグループーリング」と「プッシュ」という2つの方法を組み合わせて修理しました。ペイントレス・デントリペアなら大きくても、鈑金塗装よりも短時間でなおります。
しかしなながら、この大きさになると、鈑金塗装に近い金額か、同じぐらいの額になります。今回は、5.5万円でした。手前味噌ですが、今回の出来は「鈑金塗装よりもきれい」な仕上がりだと思っております。

ペイントレスデントリペアには、メリットがいろいろあるので、おすすめです。
・すぐに修理ができる(30分~)。大きくても1日~2日でできる。
・パテも塗料も使わないから経年変化の心配がない
・小さなヘコミほど、お得に修理できる
当店は、代車もございます。ご依頼お待ちしております。


ご相談、ご予約はお電話、または「お問い合わせフォーム」でどうぞ

社名:デントリペア・ヨコイ
店舗:〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛東下16-7
※不在の場合がありますので、ご来店の場合は事前にご連絡をお願いいたします。
 TEL:080-4559-0147
 お問い合わせページ
※作業中などでお電話に出られない場合、折り返しお電話させていただきます。