修理する車両とヘコミの位置
今回、ご紹介するのは、お客様の知らない間にできた「バックドアのヘコミ」の修理事例です。バックドアをはじめ、側面のパネルには、知らない間に「小さなヘコミ」ができることがあります。そのようなときにも「デントリペア」なら、板金塗装より格段に安い費用で修理でき、何もなかった状態に戻せるので、お車の価値が下がらない「おすすめ」の修理方法です。
- 車両:トヨタ クラウンスポーツ(AZSH36W)
- ヘコミの位置:バックドアの「CROWN」の文字の「O」のすぐ下付近
- ヘコミの原因:不明
- ヘコミの個数、サイズ、形状:1個、3~5cmのヘコミ、鋭い縦筋状のヘコミ
- 傷の有無:縦筋状のキズがあることが確認できる
- お客様のご意向など:この店なら大丈夫だろうと息子さん(自動車関連のお仕事をされている)から教えられたとのことでした(もちろん、ご期待に応えないといけません)
今回、お車の写真は取り忘れました。
修理前の状態
デントリペア用のライトで照明しています。
ヘコミ位置の目印として黄色いテープを矢印形にして貼ってあります。ヘコミは縦5cmぐらいです。

ヘコミ部分の拡大です。縦筋状のヘコミの中心をよくみると縦長の傷があります。

修理方法について
内張り(内装部品)を取り外して、ヘコミを裏側から専用ツールで押して直す「プッシュ」という方法を使用します。しかしながら、分解をすすめると、裏側には多くの部品が取り付けられており、さらに分解をすすめると、ヘコミの真裏には、制振材が貼ってあることがわかりました。

部品の取り外し作業を進めて、ヘコミの真裏部分にある制振材の一部を剥がしました。この制振材は、硬い材質のものなので、貼ったままでは、きれいに修理できません。剥がした部分には、へこみ修理後に、あらたな制振材を貼り付けます。

この状態になれば、裏から押してきれいになおすことができます。その過程で、コンパウンドを使って磨いて、縦長の傷もきれいに消します。
デントリペアのテクニックの「プッシュ」の説明は、こちら → https://dent-yokoi.com/about-paintless-dentrepair/#technique
修理後の状態
次の写真は、ヘコミ修理完了後です。

次はヘコミ修理後の状態をご確認いただける動画です。ライトに取り付けた黒い線が写っていますが、この黒い線はヘコミがあると、太くなったりしますが、ヘコミがなおっているので、黒い線の幅が安定しています。
ヘコミ修理後は、ヘコミの真裏に新たな制振材を貼り付け、取り外した部品を元の状態に戻します。
今回の修理について
今回のヘコミは、裏から押す「プッシュ」を使用しました。その過程で、縦長の傷も磨いて、きれいに消すことができました。修理結果をご覧になったお客様には、もちろん喜んでいただくことができました。
デントリペアは、板金塗装と異なる施工方法なのでパテ、塗料を使用しない修理方法なので、新車のオリジナルの塗装をそのまま生かしますので、経年変化等の心配はございません。
今回のお客様は、「買って間もない車なので板金塗装は避けたい」とのご意向でしたので、お車の価値が下がらず、かつ価格的にも鈑金塗装を下回る「ペイントレス・デントリペア」をお選びくださいました。大変ありがとうございました。
ペイントレス・デントリペアの場合、「その日のうちに作業が完了」(通常30分~2時間で完了。今回は、分解の手間もあったので数時間お時間をいただきました)、「小さなへこみなら鈑金塗装の金額を大幅に下回る金額」、「経年劣化の心配がない」ことから大変お奨めです。 また、直せなかった場合は、代金はいただきません。
傷がない凹みの修理なら、小さなへこみはもちろん、大きなヘコミもご相談ください。
ご相談、ご予約はお電話、または「お問い合わせフォーム」でどうぞ
社名:デントリペア・ヨコイ
店舗:〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛東下16-7
※不在の場合がありますので、ご来店の場合は事前にご連絡をお願いいたします。
TEL:080-4559-0147
お問い合わせフォーム:https://dent-yokoi.com/contact/
※作業中などでお電話に出られない場合、折り返しお電話させていただきます。
