傷のないヘコミを裏側から押して綺麗になおすのが「ペイントレス・デントリペア」です。
では、裏から押せない場合は?
今回ご紹介するのは「裏から押せない場合の修理方法:プーリング(引っ張り)」の事例です。そして、これもペイントレス・デントリペアの技術のひとつです。

裏から押すのが難しい場所の代表は、「ピラー」と呼ばれる部分です。内装(内張り)を分解して外しても、裏側にボディ補強のための鉄板があって、裏から直接押すことができません。昔の車は、それでも穴から専用工具を差し込んで、そこから押してなおすことができたのですが、昨今の車は、「表面」、「すぐ裏の鉄板」、「内装側の鉄板」の3枚構造になっていて、裏の穴から専用工具を差し込んでも、間にもう1枚鉄板があるので、表の鉄板を裏から直接押せるケースは極めて稀になりました。

では、裏から押すことができない場合の修理事例をご紹介します。次の写真はセダンタイプの車のCピラーと呼ばれる部分です。屋根を支えている大切な部分です。

Cピラーのヘコミ
Cピラーと呼ばれる部分の凹み

凹みの状態(修理前)は動画でもご確認いただけます

修理前 凹みの状態(確認用動画)

これを修理するために、タブと呼ばれるものに、接着剤(ホットメルトグルー:熱で溶かすタイプの接着剤)をつけて、凹みに貼り付け引っ張り出します。具体的な方法はこちらを御覧ください。
修理後です。

Cピラーのヘコミ修理後
凹み修理後

修理後の状態確認用動画。きれいになおっています。

修理後(確認用動画)

こちらの修理結果も、お客様に大変よろこんでいただくことができました。

特にCピラーのヘコミを修理するには、かなりの範囲を塗装するのが普通です。そして、本当にきれいになおるのか?わからないようにできるのか?と仕上がり状態をお客様が心配される部分です。小さなヘコミのために板金塗装はあまりしたくないですよね。
プーリングを使用すれば、裏から押せない場所でも、パテや塗料を塗らずに修理できます。
修理のご相談は、電話または、問い合わせフォームからどうぞ。


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社名:デントリペア・ヨコイ
店舗:〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛東下16-7
※不在の場合がありますのでご来店の場合は事前にご連絡をお願いいたします。
TEL:080-4559-0147
URL:https://dent-yokoi.com/
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