傷のないヘコミを裏側から押して綺麗になおすのが「ペイントレス・デントリペア」の基本技術です。でも、裏から押せない場所や非常に困難な場所もあります。
今回ご紹介するのは、裏に鉄板があって、都合のいい場所に穴もないため、裏から押すことが難しい「ルーフサイドピラー」の修理事例です。

修理方法は、「プーリング(引っ張り)」を使用します。“プーリングでは、完全にわからないようにするのは難しい”という同業者もいますが、ツールときちんとした技術があれば、ほとんどのヘコミは綺麗になおせると思います。

お車はホンダフィットです。車の写真は撮影忘れましたが、3代目モデルのパールホワイト系です。
この世代のフィットは、ルーフサイドピラーが非常に繊細で、洗車の際に手で押さえて体重を少し掛けただけで歪んでヘコミができてしまうので注意が必要です。こちらの今回のお客様も洗車によってヘコミができたとのことでした。

全部で20箇所ぐらいのヘコミができていました。次の写真のように、はっきりしたヘコミもあれば、非常に薄くて(浅くて)小さなヘコミもありました。全部綺麗になおします。

ルーフサイドのヘコミ
黒い線の一部が太く映り込みヘコミがあることがわかります。
ルーフサイドピラーの小さなヘコミ
このヘコミも薄いのですが、もっと微妙なヘコミもあります

ヘコミは、たくさんあるので、一部だけですが動画で確認ください。

ヘコミ状態(右側)
ヘコミの状態(左側)

ヘコミの状態は、写真ではわかりにくいので動画でご確認ください。黒い線がヘコミ部分で太くなったりするので、ヘコミの状態がおわかりいただけると思います。

ヘコミの修理方法は、「プーリング」です。タブと呼ばれるものに接着剤をつけて、専用のツール「スライディングハンマー」で引き出します。
1回で引き出しきれない部分は、タブを接着して引っ張ることを繰り返し、出過ぎた部分は、同じくポンチと呼ばれるツールなどで優しく叩いて元の形状にしていきます。プーリングについては、こちらのページで詳しく紹介しております。

そして、修理後の状態です。動画でご確認ください。

ヘコミ修理後(右側)
ヘコミ修理後(左側)

当店は、プーリング技術を使った修理でも大変精緻な仕上げになるよう全力で対応しております。

今回の修理結果も、お客様に「本当にすごい」「蛍光灯がまっすぐ」「ヘコミがなくなっている」と何度も、おっしゃっていただけました。当店のペイントレス・デントリペアによる修理技術がお役に立てて本当に良かったです。


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社名:デントリペア・ヨコイ
店舗:〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛東下16-7
※不在の場合がありますのでご来店の場合は事前にご連絡をお願いいたします。
TEL:080-4559-0147
URL:https://dent-yokoi.com/