車を停めて買い物後、駐車場に戻ると車が大きく凹んでいた・・・そんな悪夢のようなことも風が非常に強い日には起こります。
今回の修理事例はトヨタのシエンタのドアですが、状況は上記の通りで、茶色っぽい擦れた状態の汚れがついていて、上の方と下の方の2箇所がひどいヘコミになっていたとのことでした。

こちらでは、上の方のヘコミの修理についてご紹介します。下の方のヘコミは別記事で投稿します。

トヨタ シエンタ
トヨタ シエンタ

ヘコミの場所は、助手席ドアです。縦長の金属パイプ形状のものが、強くあたったようです。
汚れは予め溶剤系のクリーナーできれいにしてからお越しくださいました。

シエンタの助手席ドアにヘコミ
シエンタの助手席ドアにヘコミ

ヘコミ部分の拡大写真です。ヘコミの形状は、縦長の逆V字型です。深いヘコミ部分の周辺が盛り上がって、ヘコミの手前側は凸状態になっています。また、下の方に縦長の細いヘコミが長く伸びています。

シエンタドアの上の方のヘコミ
上の方のヘコミ 修理前

ヘコミの状態確認用の動画です。

上の方のヘコミの状態(動画)

ヘコミの裏側には、補強用のパネル(鉄板)があるため、裏から押すことができない部分があり、上の方のヘコミの修理には、プーリングを使用します。
※プーリングについては、こちらを御覧ください。→ デントリペアのプーリングとは

「プーリング」による修理
裏側に鉄板があって押せない部分は「プーリング」で修理

裏側から押せる部分は、窓ガラスを全開にし、その隙間から専用工具を挿し込んで、少しずつ押して元のカタチに戻す「プッシュ」を使って修理します。「プーリング」と「プッシュ」の両方を組み合わせたハイブリッドな修理となりました。

次の写真は、ヘコミ修理後です。

シエンタドアの上の方のヘコミ修理後
ドアの上の方のヘコミ修理後

次は、ヘコミ修理後の状態確認用動画です。

ヘコミ修理後(完成度確認用動画)

矢印型のテープの先にヘコミがあったのですが、綺麗に修理できました。下の方のヘコミも続けて修理し、さらにドアにコーティングも実施。3日間の時間をいただきましたが、無事にお客様に確認いただいて納品完了しました。
このたびは、デントリペア・ヨコイを選んでいただき、本当にありがとうございました。

ペイントレス・デントリペアなら、鈑金塗装と比較した場合、「色があわない心配がない」、「塗装の肌があわない心配がない」、「ボカシのために他のパネルまで塗る必要がない」、「経年変化の心配がない」などのメリットがありますので、ペイントレス・デントリペアは大変おすすめです。
ドアのヘコミの修理依頼はたくさんいただいています。ミニバン以外でも、どんな車種でもお車のヘコミでお困りでしたら「デントリペア・ヨコイ」に是非ご相談ください。


社名:デントリペア・ヨコイ
店舗:〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛東下16-7
※不在の場合がありますのでご来店の場合は事前にご連絡をお願いいたします。
TEL:080-4559-0147、050-3592-0147
URL:https://dent-yokoi.com/