トヨタ86は、ファンが大変多いスポーツカーで、中古車市場での値段も、人気も高いクルマですね。エンジンはスバル製の水平対向エンジンを搭載し、スバルのBRZとは兄弟車です。ボンネットなど随所に、軽量化のためにアルミ合金が使用されています。
今回、ご紹介するのは、そのアルミ合金を採用したボンネットにできたヘコミの修理事例です。ヘコミの原因は、不明です。
お客様は、インターネットで当店を見つけてくださいました。最初は他店に行かれたそうですが、「この場所は、裏から押せない」と断られたとのことでした。※後述しますが、実際は裏から押すこともできましたが、ベストな方法ではありませんでした。

トヨタ86
トヨタ86

ヘコミの位置の写真です。ボンネットのヘコミ部分をデントリペア専用ライトで照らしています。
※フロントガラス周辺は、作業で汚れたりしないよう保護のためにクロスをかけています。

トヨタ86のボンネットのヘコミ
トヨタ86のボンネットにヘコミ

ヘコミに近づいて撮った写真です。黄色い矢印は、位置の目印として貼っています。
デントリペア用のライトを使って照明しているのでヘコミの形状がわかりやすくなっていると思います。ヘコミの中にカラスの足跡のような形が見えます。もちろんカラスではありませんが、何があたったんでしょうね・・・。

ボンネットのヘコミ
ヘコミの写真(拡大)

ヘコミの状態の確認用の動画です。

ヘコミ修理前の状態

今回の修理方法は裏側から専用ツールで押してなおす「プッシュ」ではなく、「プーリング」を使用して修理しました。
ボンネットの裏側の隙間からプッシュ用のツールの先端を挿し込み確認しましたが、「ヘコミの裏側に十分な力が加えられない」、「ヘコミの端の部分は裏側から押せない」ことが確認できましたので、表面にタブと呼ばれるものを接着剤でつけて、引っ張り出す「プーリング」を使用いたしました。→ プーリングの詳しい説明はこちら

次の写真は修理後の状態です。黄色い矢印の先にあったヘコミがなおっています。

ボンネットのヘコミ修理後
ヘコミ修理後

写真だけでは、なおっていることがわかりにくい部分もありますので、動画も掲載致します。再生すると、ライトに取り付けた黒い線が、ヘコミがあった付近でもまっすぐにボンネットに映り込んでいるので、ヘコミがなおっていることがおわかりいただけると思います。
※黒い線が全体的にガタガタしているように見えるのは、もともとボンネット表面の塗装がみかんの表面のように「ゆず肌」になっているからです。

ヘコミ修理後(完成度確認用動画)

今回の修理結果も、お客様に大変喜んでいただけました。

デントリペアは、
・板金塗装と異なる「パテや塗料を使用しない修理方法」のため、新車のオリジナルの塗装をそのまま生かせます。
・パテ痩せや、塗装部分の色変化など経年変化の心配はございません。
・鈑金塗装で修理するとしたら・・・今回のような小さな凹みでも、ボンネット全体を塗ることになり費用も思いのほか高いものになりますが、デントリペアなら小さな凹みほど、お得に修理できます。
・将来、売却する際に、買取価格査定への悪影響はありません。

傷のない小さなヘコミなら・・・、ペイントレス・デントリペアの場合、
「その日のうちに作業が完了」(通常30分~2時間で完了)
「鈑金塗装の金額を大幅に下回る金額」
「経年劣化の心配がない」ことから大変お奨めです。
また、直せなかった場合は、代金はいただきません。気軽にお問い合わせください。


社名:デントリペア・ヨコイ
店舗:〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛東下16-7
※不在の場合がありますのでご来店の場合は事前にご連絡をお願いいたします。
TEL:080-4559-0147
URL:https://dent-yokoi.com/