ピラー– tag –

自動車のピラー(pillar)は、その英語の意味の通り屋根につながる部分で、この部分が柱の役割をして屋根をささえています。
通常、屋根のある車には、ピラーは左右に最低2本以上あります。
前方にあるピラーからAピラー、Bピラー、Cピラー、Dピラーと呼びますが、窓枠との関係で、Bピラーまでしかない車(クーペなど)もある一方、ミニバンなどにはDピラー(一番後方、リアゲートと接する部分)もあります。
また、Aピラーは、ルーフサイドピラーと一体のパネルになっていることが通常で、Cピラー、Dピラーはリアクォーターパネルとつながっていることが通常です。ミニバンなどではBピラー(前ドアとスライドドアの間にある)は、センターピラーとも呼ばれます。
デントリペアでこの部分のヘコミ修理をする場合、昔は内張りを外して、補強用鉄板の穴からツールを挿し込んでヘコミ修理することも多かったのですが、現在の車では裏側に補強用鉄板が2枚あり、穴からヘコミ修理することができないことが多くなっています。
プーリングでヘコミ修理することが多くなっている部分です。

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