コペンのヘコミ修理の概要
ダイハツ コペン(初代モデル)のリアガラスの上部分のパネルにできたヘコミの修理事例です。
コペンのルーフは、電動でリアトランクスペースに収納できるタイプで、いろいろな天候に強いクーペスタイルとオープンスタイルが手軽に切り替えできるのが特徴です。
今回のヘコミは、ルーフを電動で格納する際に、トランクに収納していた角張ったものと接触したためにできたそうです。ヘコミがあるのは、リアガラスの上の部分のパネルです。
最初は、別のデント屋さんに持ち込んだそうですが、断られたとのことで当店においでくださいました。当方は、この部位も修理した経験がありますので、お引き受けいたしました。
ヘコミ修理前の状態
次の写真は、ヘコミの状態を撮影したものです。デントリペア用のライトを使って照明しているのでヘコミの形や深さがわかっていただけると思います。
深い部分は5cm未満ですがさらに上の方まで浅いヘコミが続いていますので全体では8cmぐらいの大きさです。
次は、さらに近づいて撮影した写真です。
ヘコミの修理方法
最初に裏から押す「プッシュ」と呼ばれる方法でなおすか、表面から引っ張ってなおす「プーリング」を使用するかを判断します。
裏側の内装パネルを取り外したところ、ヘコミの裏側には補強用の鉄板があり、ヘコミの裏は直接見えませんが、ちょうど良い場所に、内張りを留めていたクリップの穴があり、今回は、その穴を利用して「プッシュ」でなおせることが確認できました。
その小さなクリップ用の穴から、ハンドツールと呼ばれる片手で扱えるツールを差し込んで、裏側から押して修理いたします。下の写真は実際に使用したハンドツールです。
ヘコミ修理後
プッシュによる修理は順調にすすみ修理が完了いたしました。次の写真は修理後の写真です。黄色いテープとテープの間にヘコミがありましたが、なくなっていることがおわかりいただけると思います。
写真だけでは、確認できない場所もあるので、動画も掲載しておきます。
今回の修理について(まとめ)
今回の修理結果も、お客様に喜んでいただくことができました。この度は当店をお選びいただきありがとうございました。
ペイントレス・デントリペアでは、なおすことが難しそうな部分でも、様々な方法を駆使することで直せる場合があります。今回のケースは、内張りを外して確認した結果、ヘコミの位置がクリップ穴から近かったので「プッシュ」で修理できました。もし、周囲の穴からヘコミを押すことができなかった場合は、次のような方法でなおすこともできます。
- 裏側の鉄板に、直径8mm~13mm程度の穴を開ける方法※
- プーリングで修理する方法
※開けた穴は、キャップで塞ぎますし、強度に影響が無いサイズです。そして内張りを取り付ければ見えなくなります。
他店で、断られたケースでも修理可能な場合がありますので当店にご相談ください。
奈良、京都、大阪でお車のヘコミでお困りの場合は、是非「デントリペア・ヨコイ」にご相談ください。
社名:デントリペア・ヨコイ
店舗:〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛東下16-7
※不在の場合がありますのでご来店の場合は事前にご連絡をお願いいたします。
TEL:080-4559-0147、050-3592-0147
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